茜の特徴 その名前の通り、根が赤い事から〔あかね〕と名が付きました。この根は、浄血、解毒、強壮の作用があるとされ、更には、日本で最も古くから使われた赤系の染料で、日の丸の赤はこの染料で染められています。 ヨツバアカネ(Rubia cordifolia)。日本大百科全書(ニッポニカ) 茜の用語解説 山野に自生するつる性の多年生草本アカネの根から得られる赤色の染料。日本の茜Rubia cordifoliaは、古く奈良時代から用いられてきたもので、同じ赤系統の染料である紅(べに)、蘇芳(すおう)よりも堅牢(けんろう)な色を染め出す。セイヨウアカネ(西洋茜) Rubia tinctorum Linne 7~9月頃、四角く角ばった茎の先に小さな黄色い花を咲かせる。 アカネは茜色と表現されるように、はんなりしているが、セイヨウアカネの赤はより鮮やかな赤色に発色する。
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